トリコモナス原虫による古典的な性行為感染症です。性行為感染症ですが、性行為以外でも感染があることが指摘されています。


男性の症状 :
尿道炎症状を起こしますが、一般的に症状は非常に軽いとされています。

女性の症状 :
いろいろな症状が出るとされています。無症状の方もいますが、悪臭の強い帯下や痛み、膣の痛みなどを自覚します。

診断 :
感染後10日ぐらいして上記症状を自覚します。男性の場合は尿を観察、顕微鏡で運動するトリコモナス原虫を確認します。女性では自覚症状を元に、膣分泌物の標本中にトリコモナスがいるかどうかで診断します。

治療 :
経口薬を内服して治療します。妊婦の場合は膣剤を投与します。治療で90%くらい原虫の消失がありますが、治療に難渋することもあります。

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キーワード:トリコモナス症 高松市 香川県


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