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ED(勃起障害)
  • 日本性機能学会専門医としてED(勃起障害)に対する治療を行っています。 受診しづらいという声も聞かれますが、実際に毎日たくさんの方が受診されています。どうぞお気軽にご相談ください。
    ED(勃起障害)についての詳細はこちらのページをご覧ください。
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ドクターナビ

勃起障害(ED)

はじめに―

勃起機能の低下のことを、英語でErectile Dysfunction、略して「ED」と呼んでいます。

完全に勃起しなくなった状態をEDと考えている人も多いようですが、
以前と比べて違いを感じた時点でEDと考えてよいと思います。
勃起してもしばらくすると萎えてしまったり、期待した硬さにならないような場合もEDです。
専門的にも「性交時に十分な勃起やその維持ができず、満足な性交が行えない状態」
と定義されています。

このような場合には、性交時に勃起力に意識が向いているから
”あれ?どうしたんだろう?”と気になる訳です。
以前は気にならなかったと思います。

地元新聞での対談でもご紹介させていただいていますが、
”勃起のことが気になった段階”で医療機関に相談していただければ幸いです。
当院にも毎日たくさんの方がお薬を取りに来られていますので、安心して受診してください。

EDの診療もいろいろと奥が深いものですが、
当医院では内服薬に加えて最新の衝撃波治療や海綿体自己注射による総合的な治療で
改善を目指しています。
昔に比べると格段に環境が整ってきています。

当院における内服治療の費用について

原因 | 症状 | 治療 | 内服薬について | ICI治療について

原因

1) 加齢

加齢に伴ってEDが自覚されることがあります。
年齢を重ねることは生活習慣病にかかる可能性も高くなってきますが、
そうではなくてもさまざまな血管や神経の疲労が起こってくるためです。

年齢はED治療をあきらめる要因ではありません。
80歳を超えた方でも元気にED治療を受けておられる方もおられます。

2) 生活習慣病

糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病はEDの危険性が大変高まります。
これらの疾患の方では、3人に1人以上がEDの症状があるとの指摘があります。
特に糖尿病はEDの発症危険性が高い疾患です。

3) 生活習慣

喫煙や過度のアルコール摂取はEDの原因と考えられています。
また、不健康で不規則な生活はEDの悪化因子となることがあります。

4) 心因

いろいろな心因的な要因がEDの原因となります。
主なものでは、

・性交渉へ直接関係するような焦りや緊張感、知識不足やコンプレックス等
・性交渉とは直接関係ない日常の仕事や家庭におけるストレス等

などがあげられますが、実際に診療をしていますと多彩な原因が見られます。
原因によってはカウンセリングが必要となることもあります。

5) 神経障害

性的な刺激があると神経が興奮して勃起が現れますが、
種々の神経障害ではその伝達がうまくいかないためEDとなります。
パーキンソン病や認知症、脳腫瘍や脳血管障害ではEDが発症することがあります。

6) 血管障害(外的損傷による)

陰茎に血液を供給している血管が何らかの原因でダメージを受けた場合にEDになります。
比較的基礎疾患のない若年者でも見られること、
治療に抵抗性ですが外科手術が奏功する場合があるので大切です。
会陰部を打撲した経験のある人(覚えていない場合も多い)、
長時間の自転車などは危険因子です。

7) 外科手術

直腸がん、膀胱がんや前立腺がんなどの骨盤内の手術後にはEDが起こることがあります。
手術で病巣を取り除く際にどうしても神経の処理も必要となることがあるからです。
最近では、手術に際して可能であれば勃起神経を温存する場合があります。

8) その他

先天的、あるいは後天的に陰茎の形状異常が見られる場合があります。
男性ホルモンの分泌低下が起こると性的な興奮も低下するためEDが発症します。

症状

私としましては、EDは本人が”EDかな?”と気になった時点で症状ありと考えています。
実際の症状については、

・勃起はするが性交時に維持できないので性器が抜けてしまう。
・興奮はするが勃起が弱い。

等が良く訴えのある初期の症状です。

それ以外でも、気になることがあればEDの症状かもしれません。
実際の診察に際しては症状スコアを用いて判断します。

治療

EDの治療は、現在内服薬が中心となっていますが、
場合によってはカウンセリングが重要な場合もありますし、外科処置が有効な場合もあります。
これらの判断・治療は、最終的には専門医でなされることになります。

内服薬について

PDE-5阻害剤が治療に用いられており、大変有効です。
一部で大変危険な薬のように思われていますが、基本的には安全な薬と考えてください。

現在、本邦において正式に処方できるのは

・バイアグラ(50mg)
・シアリス(10mg、20mg)
・レビトラ(10mg、20mg)


となっています。
(当院における薬剤の価格は、こちらのページを参照してください。)

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基本的には、バイアグラ・レビトラ・シアリスは同じような性格を持ち、PDE-5阻害剤と呼ばれています。
これらの薬は、陰茎周辺部の神経に働くことによって血管を拡張させ、
血流量が増えることによって勃起力が改善します。
性的な刺激があって初めて効果がでますので、内服しただけでは勃起しません。

また、さかんにインターネット上での売買が見られます。
しかし、これらの薬はコピー品や偽物が大変多く出回っており注意が必要です。

http://www.ed-info.net/health.html
http://www.ed-info.net/viagra_news01.pdf

危険な成分が含まれていることがあり、
命に関わる副作用も”ニセモノ”には報告されています。
一方、全く異なった薬品や商品の中にも同等の成分が含まれていることがあり、
やはり注意が必要です。
成分が検出された薬品は厚生労働省のHPで紹介されています。

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/other/050623-1.html

知らずに飲むといけませんので、参考にしてください。

使用に際して


・狭心症や心筋梗塞治療のため、
一酸化窒素(NO)供与剤を内服中(ニトログリセリン、亜硝酸アルミ、硝酸イソソルビド等)
・バイアグラの成分に対しアレルギーの既往歴あり
・重度の心血管系障害を有するなど性行為が不適当
・高血圧(血圧で上が170mmHg以上、下が100mmHg以上)
・低血圧(血圧で上が90mmHg未満、下が50mmHg未満)
・脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内
・網膜色素変性症(進行性の夜盲症)
・重度の肝障害

等がある場合は処方できませんので注意してください。

薬剤によって内容は多少異なります。
詳細は受診時に説明を受けていただくとことになります。
投与できない範疇に含まれている患者さんや、
内服薬で効果が充分でない場合は別の方法を考慮する必要があります。
現在、そういった方々には海綿体への自己注射(ICI)の導入が望ましいと思われます。

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シアリスについて


シアリスは、2007年7月31日に厚生労働省の承認を受け、
日本イーライリリー社より9月12日に発売されました。
当院でも同日より処方を開始しています。

シアリスの特徴及び注意事項


・シアリスは1回の服用で約36時間の有効性が認められています
(時間を気にすることなく安心して服用頂けます)
・シアリスは食事の影響をあまり受けません
・シアリスは服用後、約1時間程で性的刺激を受けて勃起します

シアリスが処方できない方


・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方
・硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤
(狭心症、心筋梗塞の薬のニトログリセリン)を服用中の方
・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
・重度の肝障害のある方
・低血圧の患者(血圧で上が90mmHg以下)
・高血圧の患者安静時で上が170mm/100mmHg以上の場合
・コントロール不能の不整脈患者
・脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にあった方
・網膜色素変性症と診断された方
・不安定狭心症、性交中に狭心症発作を発言したことのある患者
・心筋梗塞の既往が3ヶ月以内にある患者

ICI治療について

内服薬抵抗性の難治性ED、内服薬が使用できない患者さんに対して
ICI(海綿体自己注射)法が効果を挙げています。

海綿体へ薬剤を注射することにより、勃起効果を得ます。
大変効果の高い方法で、90%以上のケースで勃起が見られます。
当院ではPGE1という薬剤を用いて治療を行っています。
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松木泌尿器科医院:〒761-0321 香川県高松市前田西町1080-7 / TEL:087-847-1121
URL:http://www.泌尿器科.net/(http://www.mat-iin.com/)