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ドクターナビ

前立腺肥大症

前立腺肥大症は高齢男性に大変多い病気です。
前立腺は膀胱の下にある”くるみ大”の臓器で、精液の一部をつくっています。
加齢に伴って大きくなってくることが多いため、いろいろな排尿の障害症状を呈してきます。

症状 | 診断 | 治療

症状

前立腺肥大症による排尿症状は、閉塞症状(尿が出にくい)と刺激症状(頻尿)があります。
I-PSS(国際前立腺症状スコア)によって、症状が定量的に評価されて治療に用いられます。
これは、残尿感、排尿間隔、尿線途絶、排尿我慢、腹圧排尿および夜間頻尿の評価を行っています。
I-PSSの結果から症状を分類し、7点以下を軽度、
8点から19点を中程度、20点以上を重度としています。

I-PSSは前立腺肥大症の評価スコアで前立腺肥大症の評価に有用ですが、
このような閉塞症状や刺激症状はほかの疾患でも自覚されますので
他疾患との鑑別には有用でありません。

実際の臨床現場では、症状の有無に加えて
本人がどれくらい困っているかを考え合わせて治療法が選択されます。

診断

前立腺肥大症の診断は大体以下の方法で行います。
1) 問診

排尿障害の程度を問診します。
前立腺肥大症は尿排出障害症状と膀胱刺激症状が出現します。
これらの評価には国際前立腺スコア(I-PSS)が用いられます。

2) 身体所見

直腸診を行います。
前立腺は直接触れることができますので、大きさや硬さを診察します。
痛みはありません。

3) 尿流量検査

尿の勢いを評価します。
検査機械に排尿していただいて、最大の勢いや平均的な勢いを調べます。
残尿量も調べます。

4) 経直腸超音波検査

直腸診で評価できない形を観察することがあります。
細い超音波プローべを直腸から挿入して、前立腺の大きさや内部の様子を観察します。
前立腺癌の鑑別も行います。

治療

治療は症状の程度と日常生活での困窮度により検討されます。
症状の程度によっては経過観察で無治療でも充分ですが、
慢性的な閉塞状態が膀胱機能に影響を与える可能性もありますので充分注意を払う必要があります。
治療法には、薬物療法、手術療法、その他の方法(温熱療法、ステント留置)があります。

薬物療法

・α1-遮断剤
尿道圧を低下させて閉塞症状を改善させたり、
刺激症状を軽快させることが出来ます。
現在、最も標準的な治療法です。

・抗アンドロゲン剤
前立腺腺腫は男性ホルモンに依存して大きくなりますので
ホルモン療法が有用です。副作用に注意が必要です。

手術療法

・経尿道的前立腺切除術(transurethral resection of the prostate/TUR-P)
尿道から内視鏡を用いて直視下に前立腺を切除します。
現在、最も標準的な手術方法です。

・経尿道的前立腺蒸散術
TUR-Pと同じような方法ですが、組織を蒸散させます。

・恥骨上式前立腺摘除術
開腹して前立腺を摘除します。
最近では行われることが少なくなりました。

その他の治療法

・温熱療法
尿道にバルーンを挿入して前立腺を高温で暖めます。

・前立腺ステント留置
前立腺にステントを留置します。
高度な前立腺肥大症で手術不能例に対して有用です。
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松木泌尿器科医院:〒761-0321 香川県高松市前田西町1080-7 / TEL:087-847-1121
URL:http://www.泌尿器科.net/(http://www.mat-iin.com/)